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MAJIK ISOBARIK

=バック・トゥ・ザ・フューチャー=
クラシカルな手法を最新の設計に取り入れ、LINNスピーカーの新しい幕が切って落とされます。 巨大なキャビネットを必要とせず、深々とパワフルな低音再生を実現する、LINN独自技術「アイソバリック方式」を採用し、音楽を友とする皆様の最高のパートナーとしてMAJIK ISOBARIK は誕生します。かつてこれほどまでに音楽を楽しく躍動させるスピーカーがあったでしょうか?

このストーリーは、40年近く遡ります… メカニカルエンジニアであるIvor Tiefenbrun(LINN創設者)は、LP12を設計/誕生させながら、あるスピーカーのアイデアを具現化させようとしていました。 発表の翌年で、世界初の「音のいいターンテーブル」としてLP12が世界を席巻していた1973年。Ivorのアイデアを実現した初代スピーカーISOBARIKは誕生します。 このスピーカーに採用されパテントを取得した、その名も「アイソバリック方式」は、まったくの同一ユニット2基を空気的に連結させツインドライブするという見事な手法で、スピーカーキャビネットの内圧への強力な対抗と一般的なドライブユニット動作の非対称性の解消を可能としました。 アイソバリック方式は、低音再生能力を劇的に向上させる方式として、近年も他社フラッグスピーカーに採用されています。 LINNスピーカーラインナップでは、その後SARA、KELTIK、そして伝説的サブウーファーAV5150などで愛されてきましたこの方式が、約40年のLINNスピーカー制作のノウハウと融合しMAJIK ISOBARIKで蘇ったのです!

技術的な特徴 Technology

リビングにも最適なコンパクトサイズから、深々とスケールの大きな最低域再生

同一方向にユニゾン/タンデム動作する2基の8インチ(20センチ)ベースユニットにより、ドライブパワー(2つのモーター)、作動質量(2つのボイスコイルと2つの振動部)、サスペンション(ドライブユニットエッジ)の剛性が倍増。これにより、アイソバリック方式でない一般的なスピーカーに比べ、半分以下のキャビネットサイズであっても同一深度以上の低域再生が可能。

低音域における再生時の歪み特性を大幅に改善

どんなベースユニットもIn/Out動作の非対称性から、再生時に歪みの発生が避けられません。コーン紙を前方に押し出すために必要な力と、後方(キャビネットの内側)に引き込む力には違いがあるからです。 2基のドライブユニットを向かい合わせて(face to face)マウントさせることで動作の対称性を実現し、インプットに対して極めてリニアな歪みのないレスポンスを獲得しています。

無指向の放射特性により柔軟な設置性を確保

アイソバリック方式のドライブユニットは、MAJIK ISOBARIKエンクロージュア底部/下向きにマウントされ、純然たる無指向性を実現。これによってスピーカーと部屋の相互関係による悪影響の低減に大きな効果があります。

同一レベル信号入力時も音圧レベルが向上

床面に向かってダウンファイアされる低音域には音響上のロード効果が得られ、力強いベース再生が可能。

聴取位置に左右されない、完璧なサウンドステージに貢献するアレイテクノロジー

高域部での放射特性を180度に近く確保しながら、バッフル面での反射を低減した2Kドライバーアレイを採用。新設計のディープスクープ(くぼみ)前に浮かぶ、ダイキャストシャーシにマウントされた2つの高音域ドライブユニットによるポイントソース化と、最高域から最低域まで極めて良好な放射特性を実現したMAJIK ISOBARIKとの組み合わせは、完璧なサウンドステージを眼前に展開します。

カスタムデザインされた精密なクロスオーバー

各クロスオーバーポイントにおいて様々な方式を選択し、精密にフルレンジをカバーするLINNオリジナルのクロスオーバー(ネットワーク)。また、ISOBARIKベースシステムのみのAKTIV SYSTEMや4way全体のフルAKTIV SYSTEMに対応。LINN伝統のアップグレードシステムが健在です。

設計者:フィリップ・バッドが語るMAJIK ISOBARIKへのチャレンジ

新製品開発にあたり目標においたのは、現行スピーカーが備えている洗練されたアキュレートな再生能力に加えて、最低周波数帯域でのパワフルな力強さをグレードアップしていく事でした。

最も重要であったのは、トータルな再生能力とクラシカルな外観を崩すことなく、劇的ともいえる低域再現能力の拡張でした。
LINNは近年、MAJIKシリーズの低域再生方式の改善として、MAJIK 109でのバスレフポート付きスクープの採用、MAJIK 112でのシングルユニット方式の採用を行っていますが、フロアスタンディングスピーカーの最低域拡張についてはまったく新たな挑戦でした。

当初は、従来の方法で20cmウーファー1基を上手に活用し設計/試作を繰り返しましたが、ある時我々の歴史的な技術であるISOBARIK方式に立ちかえれば、素晴らしい結果が得られる事を思いつきました。 エンクロージュア底面に、まったく同じドライブユニット2基を対面配置(face to face)し、ダウンファイアリングする事で最大の低域拡張効果を得ると言うISOBARIK方式の採用は、ISOBARIK方式を再創造し生まれ変わらせる事になったのです。
今我々は、MAJIK ISOBARIKが、どんな音楽をお楽しみになる方にも喜んで頂ける高性能スピーカーとして完成した事を、自信を持ってご報告いたします。それは紛れもなくLINNラインナップにふさわしい高品位な音楽再生力を持った新しいスピーカーです。 …しかし、ISOBARIK方式によって、今までとはちょっと違った、注目に値する素晴らしい能力を持ったスピーカーでもあるのです!
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