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UPHORIK
音楽愛好家と共に走り続ける歴史的レコードプレーヤーLP12を、さらにスペシャルなものとするアップグレード。音楽が好きでよかった。
LP12が教えてくれたこと

レコードから音楽信号を取り出すときに、動かなければ始まらない部分と動いてはならない部分、それらの生来矛盾するたくさんの要素をいかにバランス良く現実のものとするか。レコードに音楽が刻まれていることを信じ、再生の水準をさらに向上させるために、その一つひとつを検討し、執念と呼ぶべき執拗さで音質を追求し続けてきたLINN の歩み。
アナログレコードには無限の価値が刻まれ、人のこころを熱くさせることができる。レコードをかけることによる全く新たな時間の創出こそ、優れたオーディオ製品にしかできない本当の贅沢。

レコードを限り無く静粛に回転させ、スタイラスにエネルギーを与える役割のターンテーブルとして究極のパフォーマンスを獲得したLP12の成果が今、次のステージに向かう。

刻々と変化し複雑な特性の極めて微細なフォノ出力を、一気にラインレベルの音楽信号へと等価化しプリアンプへ送り込む。レコード再生には必須のアイテムとして、様々なカートリッジの性能を極限まで引出し、アナログ再生システムに飛躍的な音質向上をもたらすことができる超高性能フォノイコライザがLINN UPHORIK 。

聴きなれたレコードをターンテーブルに載せ、お気に入りのカートリッジの針を下ろす。音が流れ出せば、今まで気付かなかったカートリッジの魅力、システムの能力をたちどころに実感され、音楽に一気に近づいたことに驚かれるでしょう。


レコード再生の新たな次元へ

UPHORIK を組み入れたオーディオシステムがもたらす目覚しい音楽再生力こそ、これからも真剣に取り組むに足る、アナログならではの深淵へリスナーを誘います。 カートリッジを複数所有しそれぞれの特質を味わいつくし、レコード音楽ののリファレンスとなる、オーディオマインドをかたちにした待望の製品です。

技術的な特徴 Technology

単体の高性能フォノイコライザーアンプとして、カートリッジへの幅広い対応力を備え、レコード再生のクオリティを一段と高いものにするために、LINNの優秀なエレクトロニクス技術を結集。

MC、MM それぞれ独立したRCA Phono、XLR 入力端子を装備し、使用するピックアップに最適の接続法を選択し、ゲイン、負荷抵抗、負荷インピーダンスを設定可能。

製品内部はダイナミック電源技術を適用した超静粛、高効率の電源部と、最新の表面実装基板によるオーディオ基板から構成。 諸調整項目及びフォノサーキットは左右独立したツインモノラルレイアウトを採用。

素子の凝縮レイアウトと左右個別の遮蔽対策により、微細な信号を取り扱うための理想的な回路構成を実現。左右チャンネルのマッチングを前提に、理論値に達する ノイズフロアの低減とセパレーションを実現。

LINN エレクトロニクスの先進性と陳腐化しない高性能をロングセラーによって実証したMC専用フォノイコライザーLINTO 2台をモノ使用するステレオ再生を、試作段階で凌駕する音質とスペックを獲得。

さらに、ゲイン設定と充分なヘッドマージンにより、組合わせるカートリッジに左右されないアナログ再生ならではのダイナミクス表現を実行します。

調整項目は再現性の高いディップスイッチの切り替え方式で、カートリッジに応じた適正値を再生システムに合わせて設定。 設定値の詳細はシャーシ底面プリントされたチャートで確認も容易。

常用カートリッジがお決まりの場合、より一層の高音質を安定維持できるようスイッチをバイパスするために、設定値を基板上でハンダ付け固定もできます。

フロントパネルのLED は、過大入力時には照度が落ちるインジケーターの機能があります。レコード演奏中に頻繁に発生する場合はゲインを下げて対応します。

カートリッジ個別設定のヒント

UPORIK 底面のチャートに準じて適正値を設定して下さい。

〈MMカートリッジ〉

MMカートリッジメーカーは、推奨する入力インピーダンスと最小負荷容量を指定することがあります。しかしながら、様々な要因で影響を受け最適値はそれらと異なることもあります。アームのリード線自体、イコライザまでの出力コードの種類や長さ等の潜在容量による影響があります。

大半の標準的なMMカートリッジは入力インピーダンス47kΩ、ゲイン+44dBで適応できます。

負荷容量の調整にあたっては、メーカー指定値がある場合はそれに準じ、無い場合は最小値から始めて他の値をお試し下さい。

最初の状態では「ザラついてにぎやかな」音調になるかもしれません。設定値を上昇方向で変化させ最良の値を見つけて下さい。設定値を上昇させすぎると、音楽が少し「鈍く精彩を欠いた」ように聴こえるでしょう。

〈MCカートリッジ〉

MCカートリッジメーカーは、コイルのインピーダンス値(DCR:Ω)を公表するか、あるいは入力インピーダンスの推奨幅を持たせて指定することがあります。 推奨幅が指定されている場合はその範囲内で、コイルのインピーダンス値が分かる場合はその5倍程度を目安にした値から始めてみて下さい。

大半のMCカートリッジは、負荷容量:1NF〜1.5NF、ゲイン:+64dBで適応できます。高出力型の場合には+60dBに設定して下さい。

入力インピーダンスの調整にあたっては、設定値が低すぎる場合、音楽が「鈍く精彩を欠いて」聴こえ、もし高すぎるようになると「ザラついてにぎやか」に聴こえ始めるでしょう。

負荷容量調整の場合はそれとは逆に、設定値が高すぎる場合に再生音が「鈍く精彩を欠き」、低すぎるようになるにつれて「ザラついてにぎやか」に聴こえ始めるでしょう。

また、入力インピーダンスを低下させると出力レベルも若干低下するでしょう。

〈設定値の固定〉

カートリッジに対する最適値が決定した後に、さらに音質を向上させるためにそのセッティング値を固定することもできます。基板上の所定箇所をハンダ付けすることによってスイッチをバイパスし、信号経路から接点を排除して最上のパフォーマンスを引出します。
製品内部での操作が必要なため、進行についての詳細は販売店様までお問い合せ下さい。

製品名の由来

UPHORIK (ユーフォリック)は英語の“euphoria” に因むLINN の造語です。
原義は、「至福感、陶酔感」であり、LP12に 内蔵する超高性能フォノイコライザー LINN URIKA(MC専用)が獲得した音質水準を、単体のフォノイコラザーとして実現する方法が見つかったときに生じた、エンジニアのわくわくするような気持ちの高まりを表すものです。

フィニッシュ Finish
シルバー/ ■ブラック   Price ¥336,000(税込)
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